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小鳥の結婚
昨日のことである、小鳥の結婚式を見た。
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人気のいない公園で、

静かに本を読んでいると、

三組の小鳥達がやってきて、追いかけっこをしている。


その中の一羽が、美しくさえずり始めた。

はじめはささやくように、祈るように、

そして、祈りがメロディーになったとき、

目を瞑ると、私の脳の中に光のさざ波ができて、

公園の静かな空間に、銀色の光が生まれでた。


小鳥はとても喜んで鳴いた。


私は久しぶりに元気になった。

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曇り空の中、小鳥達のシルエットが、

影絵のように、木々の間に間に、飛び交う。


みんな、つがいになるのかな。

幸せになってほしいと思った。






今朝になって、窓辺に四羽の小鳥がやってきて鳴いた。

鵯(ひよどり)の家族である。


去年の春に生まれた雛が、もうすっかり一人前になって、

お嫁さんを連れてきて、紹介してに来てくれたのだ。

とても嬉しかった。


そうすると、昨日公園にもいたのかな。


お嫁さんは、ルナちゃんという。

その名を聞いて、私は涙が出た。


私が、お彼岸の日に預かった祖先の魂の中に、

その名があったから。


人は、人としていきながら、命(魂)に託された、大きな役割を果たしている。

鳥も同じく、鳥としての人生だけを生きているのではない。


ルナちゃんの魂が、命としてやり残したことを、

小鳥になって、魂の完成のために、追体験してゆくのだ。


人は、人生で遣り残したことを、あらゆる地上の生きものの

命をとおして、魂は体験する。


昔の人は良く、魂は鳥になって、現実の世界に帰ってくると言っていた。

人は、自然にそって生きる、神を知るための最後の修行に、

きっと鳥になる宿命も、あるのだろう。


あらゆる願望や、欲や見栄の衣を脱ぎ捨てて、

神様とともに生きる、崇高な修行をする。


小鳥の衣とは、そういう特別なものなのだと、私は思う。



雲雀(うんじゃく)
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by kotorihua | 2010-04-05 16:52 | 身近な小鳥たち



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