「うぐいす」~魔法を解く力~ 17
蛍の光、窓の雪

ふみ読む月日重ねつつ

いつしか年も杉の戸を

明けてぞ今朝は別れゆく


卒業


魔法が解けるとき

それは、輪廻のカルマ(業)を超えるとき。


それは、自分自身の人生の中で、

先に、小鳥さんと出会うという、

光の体験をさせていただくことができ、

それによって、本物を知ることで、

そうではないものを、見抜く力ができたのだと思います。



最後に、人間的なレジャーというか、遊びを体験したのは、

高校生ぐらいの、冬、両親や友人たちとともに、

冬山のスキーへ行ったときのことです。


皆が吹雪の中でも、リフトに乗って雪山で、

滑ることを体験する、という行為に、

私は、一人、雪山のロッジに残って、

静かに本を読んで過ごすことを選んだのでした。


昼には、そこで、昼食をとり、コーヒーか紅茶を飲み、

また、静かに本を読んでいると、

深く濃い茶色をした、木造の建物の静かな空間に、

昼時の時間帯のお日様の光が、

窓の外の雪に、柔らかく反射して差し込んでいることに、

ふと気がついたのでした。


その柔らかな光は、深いこげ茶色の空間で、

とても特殊な柔らかい輝きを持って輝いたのです。


その光は、たびたび、子供のころから感じていた、

植物さんが日に照らされたときに輝いている光と、

同じように私の心に、静かな感動を与えてくださって、


それ以来、その光のことを思うと、

人間的な、あらゆる欲や、意識や、

心の波風などの行き過ぎや暴走から、

柔らかくはなれることができて、


やがて、その本物の光がやってくる場所、

そのようなものを求めて行き着いたのが、

自然界の豊かな叡智と、そこでつつましく、

必要な分だけを自然界から与えられ暮らしていらっしゃる、

様々な生き物たちに、その光が宿っていることに、

気がつくようになったのです。


感情的なものではなく、柔らかな光にいつも包まれている、

自然界の命たちの優美さに恋をしました。


つづく


みつ花




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by kotorihua | 2018-05-14 06:38 | 古今伝授
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