「木守柿(こもりがき)」の本当の由来
先日、街の中の公園のそばを散歩していますと、

ヒヨドリさんが、とても嬉しそうに、私を呼びます♪

写真を撮るようにと、おっしゃるので、カメラを向けてみました。
f0216489_1203363.jpg

樹木のあたりに、橙色の皮がたくさん散らばっている様子が、

まず目に止まって、それがみかんの皮であることがわかりました。


この家の方が、みかんを輪切りにして、

小鳥さんに食べさせているのかと思って、もっとよく見てみると、

どうやら、みかんの木に実っているままの実を、

ヒヨドリさんや小鳥さんが、みなで交代で、

召し上がっていらっしゃるのだと気がつきました♪
f0216489_1211593.jpg

枝についた皮が、そのままたくさんぶら下がっています♪
f0216489_12221100.jpg

通常、ヒヨドリさんは、自分でみかんの皮を破ることはしないので、

どうやって、皮を開けたのかを訊ねると、

カラスさんに開けてもらったのだと、教えてくださいました♪


この公園付近でも、皆が協力して、

仲良く暮らしていらっしゃることが、分かって、

本当に嬉しかったです♪

ヒヨドリさんは、このことを本当に嬉しそうに、

私に伝えてくださいました♪


今年は、街には、たくさんの柿が実り、

我が家の窓から見える甘柿も、冬に熟してくる渋柿も、

たくさんの小鳥さんが召し上がってくださいました。

f0216489_1234374.jpg
f0216489_12343554.jpg

我が家では、大きな小鳥さんであるオナガさんが、

一つの柿の実に口ばしを付けると、

ヒヨドリさんや、ムクドリさん、ツグミさんなどの中型の小鳥さん

次には、メジロさんやスズメさんという小さな小鳥さんが、

順次やってきて、一つの同じ柿の実を綺麗に無くなるまで、

ついばんでいました。
f0216489_12421232.jpg
f0216489_12424984.jpg

f0216489_123688.jpg
f0216489_12375840.jpg

一つ一つの実りを、大切に召し上がっていらっしゃる様子を、

今年の初めごろまで、毎日ずっと見ておりました。


年が明けて、10日ごろになりますと、

我が家を見守ってくださっている、

ヒヨドリさんとムクドリさんが、お互いに見張りをしながら、

柿を召し上がっていらっしゃる様子を、度々目にするようになりました。
f0216489_12511229.jpg

ムクドリさんは、度々声を荒げています。

誰から柿を守るために、見張りをなさっているのかといいますと、

それは、いよいよ本格的な巣立ちを迎えた、

ムクドリさんの雛さんであることがわかりました。
f0216489_1252449.jpg

巣立つ前の、雪の降る日、14日の雛さん。
f0216489_12563238.jpg

f0216489_125836.jpg

こちらは、その後、柿を食べようとすると、

お母さんに立ちふさがれてしまって、

柿を食べることができない雛さん。


雛さんは、この数日後、この庭を巣立って行ったのだそうです。


そして、もう雛さんが、甘えの心から、

ここへ戻ってくることがないようにと、柿の木に、

まだいくつも残っていた実は、

連日オナガさんが集団でいらっしゃって、

すべて、ついばんでいかれました。


たった一つの実だけを残して。。
f0216489_13121793.jpg

これは、この場所から巣立った雛さんのための柿の実です。


どうしても、食べ物を食べることができないときだけ、

ここへ来て食べるようにと、自然界の神々から残された、

子供を守るための大切な柿です。


なので、ほかの小鳥さんは一口も召し上がりません。


もし雛さんが、ある日、どうしてもというようなことがあって、

ここに戻って来て、この柿を静かに、

召し上がるようなことがあった場合は、

大人の小鳥さんたちは、皆それを見ないように、

ちょっと離れたところへ行って、そっとしておいてあげるのだそうです。


それが、本当の「木守柿(こもりがき)、(こまもりのかき)」といいます。


彼ら小鳥の雛さんが、立派に成長できるようにと、

神々によって行われる、「木守柿」という風習の真髄は、

親鳥から雛へ、厳しさと甘えの、両方を乗り越えるために、

神々によって行われる、自然界の叡智なのです。


みつ花
[PR]
by kotorihua | 2013-01-20 13:38
<< 生命の躍進のために♪ 美しいメジロさん♪ >>



古えの奥義・天の鳥船と伝説の小鳥たち
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30