自然界には、人間の知らないいくつもの秘密があります。
銀の沓の秘密。
オナガドリの秘密。
月に書かれた文字の秘密。
真実を知るには、自然を友として生きること。
それが天の道であり、人が歩くべき道であります。
人体に右の目と左の目があるように、太陽と月があるように、
自然界にも、それぞれを司る生き物たちと、
司る神々がいらっしゃいます。
十の月の日、森のオナガさんは、
夫婦そろって、森で一番高い木の天辺に止まりました。
先日の記事で、モズさんも止まった、特別な席です。
そこは、本来カラスさんのテリトリーです。
でもこうして、その大切な場所に、
オナガドリさんが、誇らしく止まっていたのです。
カラスさんも優しく見守っています。
なぜだか理由はわかりません。
十の月の日の不思議なお話し。