光は藤となり雨となり
山桜を訪ねる。

山桜は、今とても静かである。

小鳥にも、

光は、どこへ行ってしまったのかを問う。
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あの日の光は、藤の花となり、

藤の花は雨となって、命にも心にも庭にも降りそそぐ。
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穀雨をもたらす雨の主(ぬし)が、藤の花であったことに、

気が付くことは、いにしえから続く魂の、

深い奥義であるという。
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梅のしずく

クチナシのひかり

桜のひかり

ヤマブキのひかり

藤のしずく


花には季節があり、

雨にも季節があり、

季節は魂や神々、そして命の光がもたらす。


日本にはなぜ四季があるのかを問うならば、

四季折々の神々が住まうからと、答えればいい。


庭の植物に降りそそぐ雨が美しくて、

その時小鳥が庭を飛んで、

あるものはさえずり、あるものは見守り、


そして今日、

藤の花が、雨をもたらすということが、

魂にとって、どんなにめでたいことかということを、

知ったのでした。


雲雀(うんじゃく)
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by kotorihua | 2012-04-27 19:10 | 古今伝授
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