もっと本質へと…
いつもの公園で、梅の香りに気がついて、

ふと見上げると、白梅が満開であった。
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梅にもいろいろな形がある。

一本一本に個性があって、どれも本当に素晴らしい。

この梅の花は、家紋や紋様のように古典的な形をしているし、

昔からよく知っている梅の花にも、似ているような気がして、

なんだか懐かしい感じがした。
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そばの枝に、ヒヨドリがさえずりながら止まった。

こちらを向かないのは、作業を続けるようにということであろう。
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「もっと、自然と一体となれ」という、彼の言葉が心に響く。


なんとなく、自然を写してみる。
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すると、「それでは光が足りない」とヒヨドリが言う。

今度は、フォーカスの位置を変えて光を映し出してみた。
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まぶしすぎる。。。


すると、また、ヒヨドリがさえずるので、彼を写してみた。
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彼は、「もっと近くに、もっと自然と一体となれ」と言う。



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何とかカメラの焦点を合わせるために、ズームによって、

手振れしてしまうのを、極力抑えながら梅を見上げて写真を撮った。

もっと、もっと、自然と一体に。。。
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この時最後に写した、この一枚を、

家に帰ってパソコンの画面上で見て、驚いてしまった。

偶然に映りこんだ、白い光の玉の連なり。

これは、真実の世界で私が垣間見た、

梅の本質と、まったく同じ形、同じ大きさ、そして同じ連なりだった。

梅の本質は、真珠のネックレスに似ている。


光は、物の形を照らし出すと同時に、

物質が光を反射するときの光をたどってゆくと、

その物質の内面の光に到達するというパラドックス。


本質は、こうして何らかの作用で、外側にも映し出されることが

あるのだと、私は、この写真によって気づかされた。


ヒヨドリは、公園で、そのことを教えてくれたのではないかと思う。


もっと自然と一体になる、ということは、

自然界の物質の放つ、光と一体となるということなのだろう。

もっと本気で向き合うしかないのだと、実感した日であった。



雲雀(うんじゃく)
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by kotorihua | 2012-03-12 19:14 | 小鳥と樹木
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