もっと心から願うようにと・・・
先日ヒヨドリが窓辺にやって来て、

山桜さんが和歌を詠みたいといっていると、伝えてくれたので、

いつものように山桜へ会いに行くと、

「もっと心から、自然界の声を聴きたいと、強く願うように。」と、

話してくれた。


心から自然界と一体となることを強く願い、

心を自然の中にもっと溶け込ませるように、とアドバイスをくださった。


神様は以前から、私の修行のために、

お前は人間の道を行けと、小鳥や樹木そして神様のことばを、

常には聞こえないようになさった。


夫婦で団結して、二人で一緒に聞かないと、

神様の声を正確に聞けない、判断できないという、

そのような方法を取らせるようになさった。

それからずいぶんの月日が経って、現在がある。


たった一人でも、しっかりと小鳥の声を聴けたときを、

私は時々懐かしく思うこともあるけれど、

決してすべてが聞こえないというわけではないし。


今は、夫婦げんかもなく、夫婦で心が一つに

なってきた気がすると、お互い話しをしていたところであった。


自然界の神々は、実は私たち人間の心に、

自然界の言葉を聞かせることも、

聞かせないようにすることも、本当は自由自在なのである。


言葉を与えることも、奪うことも、実に簡単にできてしまうのが、

深淵なる神々なのである。


しかし、自然界の声を聴くには、そこに一つ条件があるのだと思う。

それは、「強く願うこと」。


この願いというのは、願い、願望であっても、

人の欲望をかなえるとか、そうゆう利己的な類の願いではない。


自分の私利私欲を捨て去って、自然界と一体となりたい。と

純粋にそれを願うことである。


今になって、自分自身を振り返ってみると、実は、私は、

ずっと以前から、自然と一体となり神を知りたいと心から願い、

人生で必要なものを、取捨選択したことがあったから、

こうして彼ら自然界の声を、つたないながらも、

聴くことができるように、神様が取り計らってくださったのだと、

今ははっきりと、そうだったということが、わかる気がする。


夫婦和合のためにと、最近はしっかりと聞こえることを、

あきらめていたけれど、今度は夫婦そろって、

もう一度、聞こえるようになるように、心から願おうと思う。


願うことの大切さを、山桜さんは教えてくれたのだった。


その時に、山桜さんが詠んでくださった和歌の上の句は、

「さやけくは風の音にぞきこゆれど」であった。


はじめは意味も分からなくて、何日か悩んだ末に、


「いまひとたびのしるし求めん」と、

今日山桜さんに、伝えに行った。


  「さやけくは風の音にぞきこゆれど いまひとたびのしるし求めん」



雲雀(うんじゃく)
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by kotorihua | 2012-03-10 18:03 | 古今伝授
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