コゲラは神様のお世話係
こちらはコゲラ、スズメほどの小さなキツツキである。
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春になって、樹木の目覚めた今、一番忙しいのは、

コゲラなのではないだろうか。

神様である樹木に頼まれて、木の中に巣食っている悪い虫を、

突っついて取り出すのが、彼の重要な任務である。


春や夏になると、商店街や住宅街へもやってきて、

よく彼らの姿を見かけるようになる。


小さくて、まるでぬいぐるみのようにフワフワした、

素敵な羽をもっている。


コゲラは樹木の声を聴いて、

樹木が指示するその場所にいる虫を退治している益鳥である。



彼らは、冬の間は、森にいることが多い。

はじめてカメラを買った日、森へ行くと、

コゲラとジュウカラがやってきて、写真を撮らせてくれた。
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(先月の半ば頃の写真。)

まだ茶色い森の中で、同系色のコゲラを探すことが難しかったが、

コゲラの方から、2m程の足元にやってきて、

奇麗な写真を写させてくれた。
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私のカメラの腕が上がるより、彼らの進化の方が早いと、言ったら、

翌日、それではいけないと、私のカメラの腕を、

猛烈に特訓するために商店街にやってきてくれた。


カメラを向けるそばから逃げてゆく彼を、

追いかけて、ピントを合わせる。シャッターを押そうとすると、逃げられる。

買い物帰りの私には、調味料の入った瓶が両腕にぶら下がっている。

なぜこんなにたくさん重いものを買ってしまったのだろう、と思いながら、

20~30分は同じ木の上で、私を特訓してくれていたでしょうか。

一生懸命写していたが、同時に、遊んでいるのと同じ楽しさがあった。


最後にたった一枚、彼をとらえた写真を撮ったとき、

同じ木に、スズメたちがみんなで一斉に飛んできて、

一緒に喜んでくれました。


いつも神様の樹木のお世話で忙しいコゲラも、

神様のお許しを得て、私と遊んだその日のことを、

本当に面白かったと、心から嬉しく思ってくれているようで。

彼らのその気持ちを知って、私も本当にうれしい。


何とか形になったような状態ではあるが、

それでも、小鳥を写せるようになったのは、コゲラのおかげでありました。


雲雀(うんじゃく)
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by kotorihua | 2012-02-07 11:55 | 身近な小鳥たち
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