樹木の声を聴く小鳥
小鳥は、樹木の声を聴いて生きている。

だからこそ人生において、大きく何かを間違えてしまうことはない。


樹木の語る指針は、樹木が生まれた数億年分の過去と、

星に根を張ることによって星から受け継がれた未来を見据える。

遺伝子の情報は、宇宙の星々と交信できるほどまでに、進化している。


しかし、たとえどのように高い知性と精神を持っても、

私たち生命が、この地上で生きてゆくということにおいては、

生きてゆくための日常の日々を、決しておろそかにすることはできない。


樹木も、また、小鳥たちを養いながら、彼らを育てながら、

日常の営みの多くを、小鳥たちにゆだねている。


小鳥たちは、どんなに樹木をお世話していようと、

決して横柄になることも、わがままになることもない。

心から樹木を尊敬し、神様と思い、常に彼らとともにある。


人もまた、木を神様と呼ぶことを、

小鳥たちは、こちらが驚いてしまうほど、喜んでくれた。


その小鳥の喜びが、木にも伝わる。

木が、本当に古代の伝説通り、四方(よも)になびくのを見た。

生きて、千の葉が風もないのに、喜びで揺れているのを見た。


「ちはやふる神代」とは、

樹木を神とし、その教えから決して離れることはなかった、

いにしえの人々が、神様から感じた言葉なのかもしれない。


雲雀(うんじゃく)
[PR]
by kotorihua | 2012-02-07 10:04 | 小鳥と樹木
<< コゲラは神様のお世話係 賢くて優しい天使カラス >>



古えの奥義・天の鳥船と伝説の小鳥たち
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31