晴れた日は、散歩や買い物などについて来てくるヒヨドリ。
久しぶりに通る場所で、小路からヒヨドリが私を呼ぶ。。
ビワの木につぼみがたくさんついている♪
花が咲き始めたものもある♪
ビワの木は、早春のころ、甘くさわやかな芳香を放ち、
あたり一面が、すがすがしい清らかな空気で包まれる。
メジロやヒヨドリが集まって蜜を吸う。
実りの日まで、虫もついばむメジロたちが、ビワを守る。
実ったビワを、ムクドリやオナガ、カラスが交代で仲良く食べている。
夏の暑いころ、緑の少なくなってきた街では、
小鳥たちに水分を供給してくれる大切な樹木である。
このビワの木は、この周辺でもかなり良い芳香を放つ花を咲かせる。
ビワが実る時も、同じ香りがあたりに広がる。
天につながる香りだと思う。
その香りを、私がいつも楽しみにしていて、
葉っぱだけでも香るのかしらと、香りをかぎに行ったこともあることを、
ヒヨドリは覚えていて、もうすぐ花咲くと、教えてくれたのだと思う。
まだまだ寒い日は続くと思うけれど、
このように植物も春へ向けて準備をしてくれていると、
もう少しだから、頑張ろうと思える。
雲雀(うんじゃく)