友達の名前
今までその姿を何度か見せてくれたことがあったけれど、

小さなシルエットなので、よくわからない小鳥がいた。


広げた羽の、黄色と黒の鮮やかなコントラストや、

「ビィーン」と鳴く、独特の音から、カワラヒワではないかな?とは、

思っていたのですけれど、


楽しいときは、「チルルルッ」と、図鑑には記載されていない声で、

さえずっていることもあって、名前の確認が長い間できずにいた。


この日、シジュウカラさんが、

やっと望遠付きのカメラを買った私を見つけ、

カワラヒワさんを連れてきてくれたようなのでした。


いつものシジュウカラが、写真を撮るように、というので、

曇天の空の下、小さなシルエットを懸命に追いかけて、

つたない腕ながら、撮影した。


自宅へ帰りパソコンの画面で大きくして見てみると、

シジュウカラと思って写していた写真は、すべてカワラヒワでした。

シジュウカラは、たった一枚しか写っていなかった。

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きっと小鳥たちは、仲間の名前を、

ちゃんと知ってほしかったのだと思います。


「名前がある」、「名をつけられる」、ということは、

人間をはじめ、生き物にとってとても重要なことです。


生命である知性は、名があるから、その存在を知ることができます。

名は、実体ではないけれど、実体の存在を証しする、

生命にとって、とても重要なキーワードであり、

真実の世界での、大切なパスワードなのです。



雲雀(うんじゃく)
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by kotorihua | 2012-01-17 11:49 | 身近な小鳥たち
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