日本家屋は魂の住まう屋形
日本家屋ほど、神秘的なものはない。

人は、生きているときから、死してのちもまた、

今でもずっと日本家屋に住んでいる。


方丈(ほうじょう)…一間半四方ほどの、小さな部屋。

武家屋敷

農家の茅葺



古くから伝わっていることわざもまた、

その多くが、魂や心(人の意識における真実の世界)と、

現実との深いかかわりを、適切に表現している。


「敷居をまたがせない」とか、よく昔の人はそのように、

ことわざを、状況に応じて、使っていただろう。



人間の魂や心がまだ未熟な者であれば、自分の屋敷の敷居を、

越えることができない状態であったりする。



敷居をまたいで、やっと土間に寝泊まりできる者。

板の間まで上がってやっと食事をできる者、

座敷の奥へ通され、さらに床の間の部屋から、

仏壇の阿弥陀へと合一してゆくことを許された者。

そこまで行けは、神棚の中の神の世界の存在を、

「かすかに感じる」ことができるかもしれない。



そして「鴨居(かもい)」が、天空の神々の座であり、

そこから、神々が人々の暮らしを静かに見守っていることを知る。


鴨居は、神と人の暮らしとを分かつ、聖なる結界であることを知るだろう。

虹の輪の向こうに広がる、蒼天の神々の座を。


鴨居も、カムイも、天上へのクムランもまた、

人の世界は、神の目から見たら、

何の違いもないことを。




雲雀(うんじゃく)
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by kotorihua | 2012-01-14 07:45 |
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