羽の守り
2016年 6月22日

初夏、梅雨の空の下、雨が止んで、過ごしやすい午後、

シジュウカラさんの親鳥、二羽が大変忙しそうでした。


巣立ち後の、子育ての時期を終えて、

早くも翌年の子作りのためにかける巣の、

最も相応しい場所を、探していたのです。


きっと、今年生まれた、雛さんたちが、やがて巣立ち、

所帯を持つためでもあるのです。


シジュウカラさんは、いくつかの候補の場所を、

一年かけて、さまざまな観点から、観察するのだそうです。


天気や、日の当たり具合、雨水や風の流れ、

季節の変化による、主な餌場からの距離、

そして、人々の出入り具合など・・・


親鳥が、目当ての場所を探しているその間に、

シジュウカラさんの雛さんが、裏庭の、

コウゾの木の枝の上で、羽づくろいをなさったりしながら、

しばらく佇んでいらっしゃいました。


雛さんは、私を、樹木さんのそばに呼んでくださったので、

私は、まだ、この世に生まれて間もない、

とても美しい羽衣をまとった、シジュウカラさんの、

白くふわふわの柔らかな羽毛を、

間近で見ることを許されながら、

その、優しい、天国のような質感を感じながら、

ともに佇んでいました。


優しい風が、樹木さんの枝を揺らすたびに、

雛さんの、真っ白な羽毛もまた、

やわらかく、風にそよがれています。



私の愛が、愛おしさが、

情(じょう)や、かわいがりに、転化せず、

すでに立派に、

神様のお役目を務めていらっしゃる雛さんを、

深く尊敬しつつ見つめていると、


敷地の生垣の、すぐ向こう側で、ご近所で行われる、

工事のための、測量の人々がやってきたのでした。


自然界から比べると、騒がしく、荒々しい人間の喧騒から、

雛さんは、私を守ってくださるために、

私に、生垣から離れて、座る位置を代わるようにと、

雛さんの止まる枝の、背面に、座らせてくださったのでした。



すると、雛さんの向こう側の喧騒が、

まったく気にならなくなるので、不思議でした。

(この頃は、人々の騒音が、

なんだか痛いな~、と、決して痛くは無いのですけれど、

そのように、感じる時期があったのです。)




喧騒が去っても、私と雛さんは、

ずいぶんと長い間、そこに佇んでいました。




先日の私は、ただ、生垣の向こうで、

道を歩いているだけの人からも、

小鳥さんたちを守ろうと、一瞬、立ち上がってしまった、

その失敗の教訓を生かして、


佇(たたず)むことを、学んでいたのでした。


人通りの多くなり始めた歩道が、目に入っても、

動じることなく、静かに座っていました。


心は愛を、小鳥さんへの愛や、自然の美しさ、

樹木さんの香り、草の香りや、昆虫さんの振る舞いに、

敬意を払いながら。崇高な心の周波数を保ちます。


通りの人々や、向けられる視線にも、

同調しないようにと、注意を払いながら。


十全とそこに在り続け、なおかつ、

雛さんの存在とともに、リラックスしていたのです。


みつ花








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# by kotorihua | 2018-08-25 07:39 | みつ花の日記から
神々の愛
自然界の神々である、生き物さんたちは、

決して厳しいだけでなく、生まれてきた卵や、赤ちゃんや、

雛さんたちをこよなく愛し、

小さなときは、全力の優しさでかわいがり、

愛情をたっぷりと注いで、彼らを育てます。


小鳥さんであっても、常に抱きしめて、ハグをして、

卵をくちばしで優しくキスをしながら、

転がして、向きを変えてあげたり、

中で、すでに育って意識を持っていらっしゃる雛さんの、

お世話をしていらっしゃるのです。

もちろん、爬虫類さんも、卵への、その気持ちは同じです。


そして、生まれて間もない雛さんや、小さな赤ちゃんたちを、

全力で、巣の外である、自然界に適応させるために、

例え、人間の住む世界と、隣り合って暮らしていたとしても、


彼ら神々の領域を、常に、失うことが無いように、

細心の注意を払って、小さな彼らを導くのです。


彼らの心が、自然をたたえる地球という星、

そして、天体の太陽や星々、宇宙と、聖なる太陽を含む、

神々と一体となって、


その限りなく透徹とした統一と、

調和と、平和と喜びに満ちた、愛の空間、神の次元に、

一体であるように、雛さんたちを教育してゆくのです。



雛さんたち神々を育てる、親鳥は、崇高でもあり、

また宇宙の愛そのものを、体現している、

神、そのものなのです。


そして、同時に雛さんは、

神々の高まる愛の世界からやってきた、

次元高き存在であり、常に自然界は進化をしていて、


その、次元の高い、存在そのものの純粋さを、

その波動を、人間である私にも感じ取らせ、

より、心と魂の純粋性が高まるように、

毎年、雛さんを紹介すべく、

お姿を見せに、お庭に訪ねてくださったり、

また、我が家の身近なところで、

子育てをなさったりしてくださるのです。


みつ花








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# by kotorihua | 2018-08-24 11:12 | 大自然の癒し
夏の守り神
我が家の庭のノウゼンカズラさんは、

夏の暑さにも強く、勢いよく庭で咲き誇っています。


たくさんの種類の蜂さんが、蜜を集めにやってきます。

今年は、新しい枝がたくさん伸びて、その新芽の柔らかい葉を、

何らかの昆虫さんが、かじっていらっしゃることに気がつきました。


まさに、伸びきった新芽の枝先には、我が家の窓辺や、

干せば、洗濯物などの障害物がありますから、

その虫食いの穴は、まるで自然と、

植物さんがほかの方向へ伸びたほうがよいように、

剪定されているかのようでした。


もし先に、人が案じて、枝を折ってしまったら、

それまでですが、そっとして置くことによって、

何らかの、生き物さんの糧になっていることは、

とても大切なことなのだと思います。


かじられた葉を、いくら観察しても、

蝶の幼虫さんである、芋虫さんや、青虫さんなどのお姿は、

どこにもありませんが、毎日のように、

窓から見える新芽は、どこか、かじられています。


ある日の明け方に、その葉を、かじってくださっている、

本人のお姿を拝見しましたが、それは、美しいグリーンの、

バッタさんたちだったのでした。


庭には、たくさんの種類のバッタさんが存在してくださっています。

ショウリョウバッタさん、オンブバッタさん。


2~3mmの大きさの頃、我が家に入ってきた、

あの小さなバッタさんも、ちゃんと大きくなっていらっしゃり、

夏の間で、4~5cmにもなり、

毎日、姿が少しづつ大きくなっていくのを、

楽しく拝見していたのでした。


そして、やっと、心を開いてくださったのか、

やわらかな葉を、おいしそうに召し上がってくださる、

幸せなお顔を、披露なさってくださったのでした。



この夏の、大気の状態で、風の強い日が続くようになると、

植物さんは、それを前もってご存知であったかのように、

何本かの蔦(つた)が、絡みつくようになりました。


蔦の葉が、絡み始めると、バッタさんは、

主にそちらの新芽を食すようになりました。


そして、強風が吹くようになると、

蔦さんたちが、葉や、やわらかな枝をつなぎあい、

風から庭木を、守ってくださっていることに、

気がついたのです。



遠い昔、何年も前に、台風が来るからと心配して、

タコ糸であったり、ビニール紐などを、

庭木に、張り巡らしたりした記憶がありますが、

そのようなことをしなくても、植物さんは、

自然界の皆の力で、お互いを優しく守りあっているのです。


すべてに無駄が無く、多くの命を養っていて、

庭には、トカゲさん親子も、カマキリさんも、クモさんも、

姿を見せてくださり、この庭が、豊かに命と魂を守る、

ゆりかごになっていることを知るのです。


みつ花









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# by kotorihua | 2018-08-23 15:02 | 大自然の癒し



古えの奥義・天の鳥船と伝説の小鳥たち
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